Helppad2は以下のような悩みを持つ方にオススメです。
- 排泄のタイミングが分からず、利用者の尿便漏れが発生してしまう
- おむつの空振りによって、介護職員の負担とコストが増えている
- 排泄をしていないのに、毎回おむつを開けられるのがつらい
Helppad2とは?
Helppad2とは、ベッドに敷くだけで排泄を検知し、介護職員に通知するシステムです。
介護施設などでは、排泄介助が体力的にも精神的にも大きな負担となっています。
介護される側としても、排泄物がおむつの中に残り続けるのは気分が良くありません。
Helppad2では、排泄を行うとセンサーがにおいを検知して介護職員に通知します。
そのため、尿便漏れや皮膚トラブルの軽減に役立つ商品なのです。
また、おむつを開けずに中の状態が分かるため、空振り訪室の負担軽減にも繋がります。
画像引用:Helppad2紹介ページ
Helppad2の前バージョンとなるHelppad(第1世代)は、既に全国100施設で導入されています。
そのことからニーズの高さが分かりますが、アップデートを加えたバージョンがHelppad2mなのです。
Helppad2の魅力を3つ紹介
1つ目の魅力は、利用者の排泄したタイミングで交換できる点です。
これまでの介護では、決まった時間におむつを交換する手法が広く採用されていました。
しかし、この手法では排泄していないのにおむつを開けられたり、反対に排泄しているのにおむつを変えてもらえなかったりという高齢者の悩みがあったのです。
Helppad2を使用すると、排泄時にスムーズに交換できるため高齢者の不快な時間を減らすことができます。
2つ目の魅力は、排泄したタイミングで通知が来るシステムです。
ベッド上に敷かれたHelppad2が排泄を検知すると、自動でお知らせが届きます。
スマートフォンやパソコンでデータを受信することができ、すぐに確認可能です。
スマートフォンの場合は、ポップアップ通知で排尿・排泄がお知らせされます。
また、パソコンの場合は画面が切り替わり、Helppad2導入者のステータスを一覧で確認できるのです。
3つ目の魅力として、センシング技術とAI技術を使用した独自のアルゴリズムを紹介します。
Helppad2では、排泄物のにおいを検知するアルゴリズムを開発したことが特徴的です。
アルゴリズムの開発にあたって、7年間もの歳月をかけて300人以上の厳選された学習データを5,000データ以上収集しました。
また、全国の排泄検知データをもとにAIによる学習を実施し、今後も排泄検知の精度を高めていくようです。
製品仕様
引用:Helppad2紹介ページ | |
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製品名 | 排泄センサー 『Helppad2』 |
価格 | オープン価格 |
サイズ | 縦 17cm、横 140cm、厚さ 2cm |
重量 | 500g |
定格電圧 | AC100V |
定格周波数 | 50/60Hz |
定格消費電力 | 5W以下 |
付属品 | 排泄センサー、カバー、マット、ACアダプタ、typeCケーブル、取扱説明書 |
よくある質問
- どこに敷きますか?防水シーツの下でもいいですか?
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においを直接キャッチしての検知が必要なため、シーツ/防水シーツの上への設置をお願いしております。
- 汚れてしまっても大丈夫ですか?
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Helppad2は汚れることを想定して作っております。
カバーは洗濯可能(乾燥は不可ですが速乾性のある素材を使用)でパッドとセンサーベルトは防水加工しているので、アルコールや次亜塩素酸薄め液を湿らせた布などで拭きとっていただけます。 - 高齢者の皮膚に影響はありませんか?
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パッドの厚みは1cm程度で、寝ている間もマットへの違和感は感じない厚みとさせていただいております。
展示会などで実際にご体験された際には、「何も敷いていないみたい」とお声をいただいております。
素材について専門家指導のもと、ウレタン素材を使うことで皮膚トラブルに至らないように設計しています。
開発者の想い
Helppad2を開発・販売する株式会社abaの代表取締役兼CEOである宇井さんは、15年前から開発を始めたそうです。
きっかけは、宇井さんが介護のお手伝いをしたとき、とある介護職員の方の一言でした。
15年もの間、研究を重ねて試行錯誤した結果、完成したのがHelppad2なのです。
介護職員や介護施設など介護にまつわる多くの問題を解決へと導くことを願っています。
- ベッドに敷くだけで排泄を検知できるシステム
- 排泄したタイミングで介護職員に通知でお知らせ
- 排泄時にスムーズにおむつ交換でき、介護負担の軽減に役立つ