介護福祉士倫理綱領とは、1995年11月17日に日本介護福祉士会が発表した介護福祉士が遵守すべき倫理的な行動指針をまとめたもの。
行動指針として「利用者本位」「自立支援」「専門的サービス提供」「プライバシーの保護」などの項目が設定されている。
目的としては、介護職員が患者や利用者の人権を尊重し、利用者に寄り添ったサービスを提供すること。
具体的には、介護福祉士は利用者の人生の最後まで自己決定を尊重すること、利用者とその家族や周囲の人々と積極的にコミュニケーションをとること、利用者に対して差別や虐待をしないこと、職業倫理を守り、自己研鑽に努めることなどが求められている。