この記事は以下のような悩みを持つ方にオススメです。
- 高齢者をベッドから車椅子へ移乗させる動作が大変
- 移乗介助をする度に、腰が痛くて辛い
- 介護施設の人材が不足しているけれど、移乗介助には人員を割かないといけない
この記事では、移乗介助の負担を軽減できる中央離脱式ベッド「希望(のぞみ)」について紹介します。
サービス内容や魅力的な特徴、評価実績などを解説しますので、ぜひご覧ください。
どんなサービス?
中央離脱式ベッド「希望(のぞみ)」とは、ベッドの中央部分が車椅子に切り替わるというベッドです。
ベッドから車椅子へ移乗させる動作が必要ないため、介護負担の軽減に役立ちます。
現在、超少子高齢社会の日本において、介護人材の不足は深刻です。
人材不足の状況下で、移乗介助には2〜3人が必要になる場合もあり、介助の中でも大変な作業になります。
そんな中で、「希望」はベッドから車椅子に切り替わり、移乗介助の負担を軽減するため、介護業界の人材不足問題にも貢献します。
ベッドから車椅子へ切り替えるための操作としては、リモコンを押すだけと簡単です。
リモコンを押すと、ベッドの頭側が自動で上がり、車椅子の役割を果たす中央部分だけがカタンと外れます。
ベッドを起き上がらせる際、褥瘡(床ずれ)を心配する方は少なくありません。
「希望」では、おしりの部分が自動で沈み込む設計になっているため、褥瘡(床ずれ)を軽減することができます。
また、背中や太腿の部分を含めた身体全体が湾曲状に包み込まれ、足元へのズレが予防されている点も褥瘡(床ずれ)が不安な方にとって嬉しいポイントです。
「希望」を使うことで、寝たきりの高齢者と一緒に食事をしたり頻繁に外の景色を見させたりすることができます。
つまり、介助する側も介助される側も身体的・精神的な負担を軽減できるベッドなのです。
車椅子に変化するベッド「希望」を選ぶメリット3選
ここからは、中央離脱式ベッド「希望」の魅力について3つご紹介します。
まず1つ目に、ベッドがそのまま車椅子として機能する点が魅力的です。
高齢者をベッドから車椅子に移動させる介助は非常に大変な作業です。
場合によっては、動かすために2〜3人必要だったり腰痛が発生したりします。
そのような辛い移乗介助をせずとも、ベッドのまま移動できる点が嬉しいポイントです。
また、ベッドを車椅子に切り替えて移動させられるため、ベッドの下に溜まったゴミを簡単に掃除できます。
ベッド周りの衛生環境が悪化すると、高齢者の体調に影響を与える場合もあるため、定期的に掃除しましょう。
このようにして、「希望」はベッドから車椅子に切り替えられるため、移乗介助が不要になる点が1つ目のメリットです。
次に2つ目の魅力として、1人でも簡単に利用できる点が挙げられます。
ベッドから車椅子に切り替える際に必要な作業はリモコンを操作するだけです。
そのため、誰でも簡単にベッドから車椅子に切り替えて、高齢者を移動させることができます。
超高齢化社会の日本において、介護業界全体として人材不足の問題は深刻な課題です。
そんな介護業界において、多くの人数を必要とする移乗介助には様々な施設が頭を抱えています。
しかし、「希望」を使うことで、1人でベッドから車椅子に切り替え、高齢者を移動させることができるのです。
つまり、「希望」は介護業界の人材不足問題の解決に繋がる製品であるといえます。
最後に3つ目の魅力として、利用者の褥瘡を予防できる点が特徴的です。
「希望」を開発する株式会社BIBIは、ベッドが起き上がる際にお尻の部分が沈み込む技術の特許を持っています。
リクライニング時にお尻の部分が沈み込むことで、体全体が足元の方にズレることを予防します。
そのため、一般的な介護用ベッドとは異なり、褥瘡(床ずれ)を軽減できる点が魅力的です。
褥瘡は1度発生すると治りにくいため、あらかじめ予防することが重要になります。
「希望」では、起き上がる際に体全体を包み込むようにして沈み込み、ズレを軽減できるのです。
このように、中央離脱式ベッド「希望」は誰でも1人で簡単に操作でき、車椅子に切り替える際に褥瘡(床ずれ)も軽減できるという優れた商品です。
セグウェイの社長に評価された実績!
中央離脱式ベッド「希望」は、開発段階から様々な実績を獲得しています。
例えば、「希望」を開発する株式会社BIBIが位置する長崎のローカルテレビに取り上げられたり、大村市長賞という新しい発明を評価する賞を獲得したりと話題性も高いです。
他にも15年ほど前に「希望」は、アメリカで行われる医療機器関連分野の展示会「MD&M WEST」に出展しました。
そのとき、たまたま展示会に来ていたセグウェイを開発した社長が「希望」を見て、いい商品だと評価したそうです。
高い技術力を誇るセグウェイの社長から褒められるほどに「希望」の商品力の高さが伝わります。
申込方法
株式会社BIBIは、中央離脱式ベッド「希望」を生産・販売するための開発費をクラウドファンディングで募っている段階です。
そのため、いち早く「希望」を使いたいという方は、以下のクラウドファンディングに申し込むことで特典として受け取ることができます。
クラウドファンディングで応援した場合、特別に利用者の体格に合わせたオーダーメイドの「希望」が送られるそうです。
人材不足の介護業界において、移乗介助の負担を軽減できる「希望」に興味がある方は以下のページからぜひご協力をお願いいたします。
よくある質問
- 介護保険は適用されますか?
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現状は販売のみしかできないので、適用することができません。しかし、「希望」を生産していただける会社様を見つけ、大量生産、レンタルが可能になれば、介護保険を適用することができます。
- どのようにしてベッドから車椅子に変化するの?
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リモコンを押すだけの簡単な操作で自動でベッドから車椅子に切り替わります。
力は必要ありません。 - 1人で動かすことは可能ですか?
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はい、可能です。1人で高齢者を移動させることができるため、人材不足の解決にも役立ちます。
運営者の思い
この記事で紹介した中央離脱式ベッド「希望」が開発された背景には、代表者の強い思いがあります。
「希望」を開発する株式会社BIBIのCEOである本多さんは、過去に建設業をしていたときに事故に遭いました。
病院に運ばれ、寝たきり状態のときに、何人もの看護師さんによって介助を受けたそうです。
介助の中でも、体格が大きい本多さんは多くの看護師さんによる移乗介助に対して申し訳なさを感じたのでした。
事故に遭って多くの人から介助を受けた経験から「もっと楽な介護の仕方はないだろうか?」と考えたことが「希望」開発のきっかけです。
そのため、人材不足の介護業界で「希望」が多くの人の役に立つことを願っています。
株式会社BIBIは、現在クラウドファンディングで「希望」の開発費を募っている最中です。
中央離脱式ベッド「希望」を生産・販売して多くの人の介助負担を軽減するために、ぜひ開発費のご協力をよろしくお願いいたします。