この記事は以下のような悩みを持つ方にオススメです。
- 介護施設で、複数の入居者の様子を同時に見守りたい
- 見守りシステムは、直で観察するよりも得られる情報が少なそうだから不安
- 在宅で使用でき、介護保険を適用できる見守りシステムが欲しい
この記事では、介護者の負担を減らしながら介護の質を高められる見守りシステム「Patient Watcher Plus(ペイシェントウォッチャープラス)」を紹介します。
商品の特徴はもちろん、運営者の価値観や商品に込めた思いなどについて解説しますので、ぜひご覧ください。
どんな商品?
ペイシェントウォッチャープラスとは、介護者が安心して負担を軽減できる見守りシステムです。
常に利用者様やベッド周りの様子を画面で観察できるため、部屋に行かなくても状況を把握できます。
高齢化社会の日本では、介護を必要とする高齢者が急増する一方で、介護の人材は不足しているのが現状です。
人材不足の状況では介護士1人あたりの負担が大きく、特に夜勤の時間帯は1人の介護士が20〜30人の高齢者に対応することもあります。
介護業務の中でも、高齢者の見守りという業務は介護士にとって大きな負担です。
「もしかすると、認知症を抱えるAさんは徘徊しているかもしれない」という不安を拭えず、一晩に17回も同じ部屋を訪問する介護士もいます。
ペイシェントウォッチャープラスを設置すれば、部屋に行かずとも高齢者の状態を確認可能です。
状態に異常がないことが分かれば安心できるため、見守り業務の負担を軽減することができます。
ペイシェントウォッチャープラスは24時間撮影して観察するだけでなく、状況に変化があった場合にお知らせする機能が特徴的です。
画像解析技術によって、起床・離床・入床・就床など危険が発生する可能性がある場合にポップアップで通知されます。
そのため、ずっと画面に張り付いて観察する必要はなく、お知らせのチャイムが鳴ったタイミングで確認できるため便利です。
導入した施設では、夜間の見守り回数が17回から6回に減った事例や、ヒヤリハットの発見率が2〜2.5倍も高まった事例があります。
実際に使用した介護士は、夜勤時のストレスが大幅に下がり、非常に安心できるようになったそうです。
様々な便利機能が搭載されたペイシェントウォッチャープラスですが、デフォルトでも使いやすいように設定されています。
簡単に使い始められるため、使っているうちに新しい機能を活用できるようになるようです。
このように、ペイシェントウォッチャープラスは、安心して見守り業務の負担を軽減できるシステムです。
次の章では、介護士の負担を減らすだけでなく、介護の質を高められるという特徴について解説します。
Patient Watcher Plusの特徴3選
ここから、ペイシェントウォッチャープラスの魅力を3つご紹介します。
まず1つ目の魅力は、取り付け工事が必要なく、ベッドを動かしても自動で利用者を見つける仕組みです。
見守りシステムと聞くと、装置を壁に取り付けるために工事をする必要があると感じる方がいるかもしれません。
しかし、ペイシェントウォッチャープラスは、特別な工具や技術がなくても簡単に取り付けることができます。
また、ペイシェントウォッチャープラスは、決められた位置にベッドを固定せずとも、自動で画像解析をするため神経質になる必要がありません。
そのため、ベッドの掃除や入浴介助などもストレスなく行うことができるでしょう。
見守りシステムの取り付けから運用まで一貫して簡単に行うことができるのは魅力的です。
次に2つ目の魅力として、介護記録システムが搭載されている点を紹介します。
一般的に普及する介護記録ソフトは高価であるため、手が届かないという介護施設は少なくありません。
しかし、介護記録を後でまとめて記入するのは大変な作業ですよね。
そこで、ペイシェントウォッチャープラスを運営する木田社長は、なんと無料で介護記録システムを組み入れました。
ペイシェントウォッチャープラスを導入した施設は、漏れなく介護記録システムを使えるようになったのです。
使い方としては、指定のスマートフォンアプリを無料でダウンロードし、介護の対応を音声で入力するだけ。
時刻と共にクラウドで保存され、正しく変換されなかった部分は後で編集可能です。
便利な介護記録システムを無料で付与することから、「介護施設の負担を軽減したい」という木田社長の思いが伝わります。
3つ目に紹介する魅力は、心拍数や呼吸数、睡眠状況などを計測できるレーダーです。
ペイシェントウォッチャープラスでは、ベッド上にいる人のわずかな動きから呼吸数や脈拍数を測ることができます。
利用者ごとに異常検知の範囲を設定でき、その範囲を超えるとアラートが発生するためすぐに対応可能です。
例えば看取りの時期に、呼吸数や脈拍数を計測しておくと、変化があったタイミングで親族や主治医への連絡をスムーズに行えます。
医療機器ではないものの、認知症患者を見守る目的で病院からの引き合いも多いそうです。
また、ペイシェントウォッチャープラスには、睡眠状況を段階別に色分けして表示する機能もあります。
しっかりと眠れているか、深い睡眠をとれているかなどを日別に計測できるため対策を立てやすいです。
例えば、夜ぐっすり眠れていない方には日中のレクリエーション量を調整したり、睡眠導入剤を服薬すべきかという主治医の判断材料にしたりすることもできます。
バイタルチェックの機能が開発された理由には「状態を確認しに行く回数が減るだけでなく実際に見に行くよりも多くの情報が得られる見守りシステム」というコンセプトがあります。
このコンセプトは、ペイシェントウォッチャープラスを7年前に販売し始めたときの実体験から生まれました。
当時、介護施設に見守りシステムを提案した際に、ある介護士の方から「介護というのは、人を見るんだからシステムなんか役に立たないよ」と言われたそうです。
その言葉を聞いた木田社長は「介護士が持つ思いを大切にしようと感じた」と話します。
そのため、これまで部屋に行って感じていた部屋の温度や空気の汚れなどを読み取れるような機能を搭載しているのです。
つまり、ペイシェントウォッチャープラスは、単に作業を軽減するだけでなく、介護の質を高める新しい見守りのかたちと言えます。
次の章では、これほどまでに利用者の思いを汲み取った機能が搭載されている秘訣をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
3か月に1度のペースでアップデート!
前章までで、ペイシェントウォッチャープラスには便利な機能が多く組み込まれていることを紹介しました。
利用者目線で機能が開発されている秘訣は、3ヶ月に1度のペースでアップデートされていることです。
販売を始めた7年前から改良を重ねており、アップデート回数はなんと約30回に上ります。
しかも、ペイシェントウォッチャープラスでは、アップデートに際して追加の費用がかからないのです。
一般的なシステム会社であれば、新しいバージョンを購入しなければアップデート後の機能は使えません。
ペイシェントウォッチャープラスを販売する企業として「介護で困っている人を助けたい。より良い製品をお客様に届けたい。」というスタンスが色濃く反映されています。
アップデートした機能の一例としては、プライバシー問題を懸念する施設の声を参考に、映像の画質を30%落としたりモザイク・ぼかしを入れられたりする機能を導入しました。
最近では、映像を見て呼吸や脈拍が正常だと確認できたら、その時点での状態が画像付きで記録されるチェックボタンが追加されたそうです。
他には、ITリテラシーの低い方でも使いやすいように、パソコンではなくテレビ画面のようなデザインにする工夫もあります。
実際にペイシェントウォッチャープラスを導入した施設のほとんどを訪問しており、利用者の声を反映しているのです。
その結果、かゆいところに手が届き、システムの利便性が向上し続けているのでしょう。
これほど改良を重ねるため、木田社長は「胸を張って紹介できる商品だ」と自信を持っています。
現時点で残り100個ほどの改善点があるそうで、これからもペイシェントウォッチャープラスの進化は止まりません。
申込方法
ペイシェントウォッチャープラスに興味を持った方は、以下の公式ホームページから申し込むことができます。
アップデートで追加された様々な機能が詳しく解説されていますので、ぜひご覧ください。
運営者が嬉しかったエピソード
この章で紹介するのは、ペイシェントウォッチャープラスを運営している方が嬉しかったエピソードです。
ペイシェントウォッチャープラスには、4〜5日分ほどの映像がドライブレコーダーのように録画できる機能があります。
64GBのUSBメモリを通じてクラウドに保存されるため、鮮明な映像を残しておくことが可能です。
介護士が見ていないときに起こった事故を後から確認できたり、新しい入居者の行動パターンを理解できたりするため現場で重宝されています。
事例として、ある施設で入居者が転倒したとき、この録画機能のおかげで原因を解明でき、親族の方にも丁寧に説明ができたそうです。
このように、責任を持って利用者を預かる介護施設が、入居者に万が一のことがあった場合に適切な対応を取れたことを運営者は嬉しく感じたと言います。
別のエピソードとして、ペイシェントウォッチャープラスだけでなく、製品を開発する会社自体を評価した企業様もいらっしゃいました。
介護施設に赴き現場の声を聞きながら3ヶ月に1度のペースで製品のアップデートを進める姿勢を高く評価されたようです。
もちろん褒められることを期待しているのではなく、現場で役立つ製品をつくるための過程で、思いもよらない言葉をかけられたことが印象に残っていると話します。
利用者や現場での利便性を高めることが本質的な価値に繋がり、周りの人を巻き込む力にさえなるのだと感じました。
導入した施設での反応
実際に、ペイシェントウォッチャープラスを導入した方からの喜びの声を3つ紹介します。
(発売初期の段階で4台同時に購入したショートステイの介護施設から)とても助かっています!ペイシェントウォッチャープラスが無いとやっていけません。
(焦った様子で)故障してしまいました!ペイシェントウォッチャープラスが動かないと今日の夜勤担当者が上手く対応できないので、すぐに代替品を持ってきてくれませんか?(当日中に代替品を届けに行き、無事に解決したそうです)
(運営会社は関係していない取材にて)見守りシステムを導入するなら、ペイシェントウォッチャープラスが1番です。介護士も施設長も使いやすいと言っています。
このように、実際に導入した施設の方々からの評価が非常に高くなっています。
リピート率も高く、5台導入した翌月には10台追加で購入して全床に配置する方も多いそうです。
そして、発売初期に購入した施設の方が7年間ずっと使い続けていることからも商品力の高さが分かります。
アップデートを続ける企業努力が見えることもあり、導入済みの介護施設から非常に愛されている商品と言えるでしょう。
よくある質問
- 在宅でも使うことはできますか?
-
はい、可能です。在宅利用の場合は、介護保険を適用してレンタルすることもできます。
- 設置したい場所にWi-Fiが無いのですが、大丈夫でしょうか?
-
はい、問題ありません。SIMカードが内蔵されているため、インターネットが繋がらない環境でも、スマートフォンさえあれば使用可能です。
- ペイシェントウォッチャープラスで撮影した映像を、ご家族に共有することはできますか?
-
はい、可能です。施設側がIDとパスワードを発行することによって、家族はスマートフォンで映像やお知らせを受け取ることができます。家族が介護の状況を確認できるため、介護現場への理解と安心に繋がります。
株式会社アルコ・イーエックスの企業理念
最後の章として、ペイシェントウォッチャープラスを販売する株式会社アルコ・イーエックスの企業理念をご紹介します。
企業のスタンスを示す哲学として、ALCO-EX PHILOSOPHYというものを掲げています。
これは、稲盛和夫氏が創業した京セラのフィロソフィを参考にしてつくられました。
ALCO-EX PHILOSOPHYには、企業としてのスタンスがよく分かる序文があります。
困っている人やこれから困るだろう人
このままでは失敗しそうな人や失敗しそうなことに対して見て見ぬふりはしない。
知っていても教えない、知らないふりをして助けない。そんな社員はいない。
引用元:株式会社アルコ・イーエックス企業概要
つまり、困っている人を何としてでも救うことが企業としての存在意義であり、結果として社会貢献に繋がると信じているのです。
実際の例として、ペイシェントウォッチャープラスで色々な方の困りごとを解決する過程で、解決できない困りごとも多くありました。
解決するためには、レーダー技術やAI技術などアルコ・イーエックスが持っていない技術を必要とすることも。
その場合、一般的な会社であれば「その困りごとは自社で対応できないため、他の会社に任せておけば良いだろう。」と考えるかもしれません。
しかし、アルコ・イーエックスは、全国の産業界を探し回って見つけた協力会社と共に課題を解決し、役立つ商品を提供しています。
そのような企業としての姿勢は、社員の方にも伝播しているように感じました。
相手の目線に立って困りごとを解決し、相手がきちんと活かせるまで支援するという企業理念を基に成長する商品や社員は、必ずや社会に貢献することになるでしょう。
運営者の思い
ペイシェントウォッチャープラスを運営する方々には企業理念が浸透しており、口を揃えて「お客様の役に立ちたい」と話します。
前述したように、ペイシェントウォッチャープラスは約30回のアップデートを繰り返してきました。
簡単に聞こえますが、アップデートには多大なコストがかかり、デグレと呼ばれる品質低下が生じるリスクもあります。
他の会社では、様々なリスクを抱えてまで商品のアップデートを続けるのは珍しいです。
アルコ・イーエックスはIT企業ということもあり、注意深くリスクを回避できていることも一因でしょう。
しかし、骨が折れる大変なアップデート作業を繰り返す1番の理由は、「お客様の役に立ちたい。使えない商品を売るのは嫌だ。」という信念でした。
「お客様の喜ぶ顔が見たい。」という一心で、勇気を振り絞ってリスクを厭わず改良しているのです。
今後の日本では、少子高齢化が進み、どの産業でも人手不足に陥るでしょう。
そのため、人間と同じかそれ以上の働きができるロボットが必要になります。
中でも、アルコ・イーエックスでは「見守り」の分野に注目しているのです。
見守りを必要とする方は、高齢者に限らず社会的なマイノリティの方々など多くいます。
人手不足の現代社会において、人間では補えない部分をカバーするテクノロジーを普及させるのが今後の展望です。
このような思いが込められたペイシェントウォッチャープラスについて興味を持った方は、以下の公式ホームページからぜひご覧ください。