脳と転倒予防に必要なバランス感覚を鍛える健康体操器具「ソーラーポール」

ソーラーポールとは、一畳以下の小さなスペースで手軽にトレーニングできる健康体操器具です。
東京大学の名誉教授 小林寛道先生による「認知動作型トレーニング」に基づき開発されました。

足をポールに固定し、ポールと一体となって身体を動かす仕組みです。
足元を固定することにより安定感があるため転びにくく、安全に、安心してトレーニングを行えます。

ソーラーポールでのトレーニングにより、大腰筋を鍛えられることはもちろん、脳・神経系の働きを高めることも可能です。

まず1つ目の魅力は、身体に無理なく大腰筋を鍛えられる点です。

大腰筋は、高齢者の健康維持のために重要な筋肉ですが、鍛えるのは簡単ではありません。
しかし、ソーラーポールは、身体が硬い方や足腰が弱い方でも、身体を傷めず簡単に大腰筋を鍛えられるよう設計されているのです。

また、ソーラーポールはポールに足を固定してトレーニングを行うため、安定感があり転びにくい設計となっています。
座り姿勢のトレーニングもあるため、どなたでも無理なく大腰筋を鍛えることが可能です。

3つ目の魅力は、室内の小さなスペースで、手軽にトレーニングできる点です。

ソーラーポールを使用したトレーニングは、一畳以下の小さなスペースさえあれば、室内で手軽に行えます。
広いスペースを用意する必要はなく、足にポールを固定すればすぐにトレーニングを始められるのです。

そのため、「自宅に大きな器具を置くスペースがない」「トレーニング器具を買っても、いつも続かない」という方でも、トレーニングを継続しやすいでしょう。

一般社団法人日本ソーラーポール教会は、「高齢者の健康寿命増進には、転ばない歩き方や転びにくい身体づくりが重要である」と考えています。
そして、そのような身体づくりには、深い筋肉を使った柔軟な動きができる同側動作が効果的なのです。

そこで、高齢者が自宅でも手軽に同側動作を行えるよう開発したのが、ソーラーポールでした。
一般社団法人日本ソーラーポール教会は、ソーラーポールを使ったトレーニングで、高齢者の健康寿命を増進できるよう普及活動を行っています。