失禁関連皮膚炎(しっきんかんれんひふえん)

失禁関連皮膚炎とは、尿や便などの排泄物が長時間肌に触れることによって引き起こされる皮膚炎のこと。

失禁尿失禁便失禁などの疾患を抱える高齢者や身体障害者に発症することが多い。
尿や便に含まれる刺激性の物質や細菌、酵素などが肌に繰り返し付着することで、皮膚を保護する機能が失われて発症する。

症状としては、肌が赤くただれたり、かゆみや痛みがあったり、水ぶくれができたりすることがある。
また、皮膚の弱化や色素沈着、慢性的な炎症などが引き起こされることもある。

対策としては、おむつの使用やスキンケアが重要である。

IAD(Incontinence-Associated Dermatitis)とも呼ばれる。

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